外資系企業に勤務している方々は、RSU,ストックオプション、ESPPなどを海外の証券会社で管理していることがあります。

確定申告時に、毎月の取得株式について、日本円に換算して給与所得や株式の取得価格を算出しているかと思います。

給与所得の算出については、単年限りなので特に問題なく算出できます。

ここで問題になりそうなのが、株式の取得価格です。

取引があったごとに、自分自身で給与になる価格と株式の取得価格とを分けて管理していればOKです。
ストックオプション以外について、株式をほぼ譲渡しない場合は、取得価格の算出をしていない可能性があります。
そうすると、株式を譲渡したときに、取得価格がわからなくて取引を開始したときにさかのぼって取得価格の算出が必要になります。
もしかしたら、取引データの保存期間が過ぎている可能性もあります。

おそろしいー--!
取得価格を過去から算出する作業を考えると、

わー--、やりたくないー-ってなると思います。

外国証券会社で、すべて外国通貨の場合は、取得価格の管理をしておくことを強くおすすめします。

日本の証券会社をつかっている場合は、取引明細でわかるので大丈夫です。